【法人向け】保育士のおすすめ派遣会社15選・一覧。選び方や費用の傾向を解説

「派遣会社を初めて検討するけど、直接雇用と派遣会社の違いがわからない」「保育士の派遣会社は、どこがおすすめ？」など、お悩みではありませんか？国内には非常に多くの保育士の求人を扱う派遣会社が存在するため、どの会社を選んだらいいのか、わからなくなりがちです。

また保育士向けの派遣会社はどこも似ているように見えるため、どれを選んでも同じに感じてしまうかもしれませんが、実はそれぞれ特徴があり、費用なども違ってきます。

そこで今回は、派遣会社探しに悩みを持つ採用担当者の方に向けて、安心して利用できる派遣会社の選び方や、メリット・デメリットを解説していきます。この記事を読めば、派遣保育士への理解が深まり、あなたにあった派遣会社選びが可能となるでしょう。

保育士の派遣会社の特徴

派遣会社は、働きたい人材を募集して会社に登録してもらい、働き手を求めている会社に人材派遣して働いてもらうサービスを提供しています。

そして人材派遣は、必要な人材を、期間を定めて会社に派遣するのが特徴です。さらに人材派遣は、主に登録派遣と、紹介予定派遣の2種類に分かれます。

一般的に派遣といわれているのは、登録派遣のことで、雇用期間に定めがあるのが特徴です。現在は原則として、3年を超えて同じ職場で働くことはできません。3年は最長の期間なので、それよりも短い期間で雇用契約を結ぶこともできます。

紹介予定派遣は、最初から直接雇用への切り替えを前提とし、人材を派遣する方法です。定められた期間内は、派遣社員として雇用し、雇用期間の終了時に派遣された人材と派遣先の会社が合意すれば、正社員や契約社員として働き続けられます。直接雇用に切り替えた場合は、派遣料とは別に派遣会社へ紹介手数料を支払うのが特徴です。

紹介予定派遣では、派遣された人材を、仕事ぶりや人柄を見極めた上で直接雇用できるため、高いマッチング度が期待できます。また、派遣された人材も、仕事になれてから直接雇用できるため、長く働いてもらえる場合が多い傾向です。

では実際に、どのような場面で保育士を派遣してもらえるのでしょうか？

例えば延長保育の時間帯に保育士が足りなかったり、退職で保育士が足りなくなったりなど、急な人材不足の場合でも、早ければ翌週には人材を派遣してくれます。

逆にいうと、こういった場面に対応できる保育士は、派遣会社でも積極的に採用されやすいといえるでしょう。ですがコロナ禍の影響もあり、現在は保育士の求人数が下がり、求人倍率が上がるなど、ここ数年でいろいろと大きく変化してきています。

コロナ禍の厳しい情勢の中でも、求めている人材を派遣会社から採用しやすいかどうか、登録者数や実績の数も他会社と比較し、調査することが重要となってきます。

保育士の採用で派遣会社に依頼するメリット・デメリットとは？

ここからは、保育士の採用で派遣会社に依頼するメリットやデメリットについて解説していきます。主なメリットとデメリットは以下の通りです。

＜メリット＞

・メリット①：急な人手不足にも対応可能

・メリット②：採用コストや工程を削減できる

＜デメリット＞

・デメリット①：自社の保育士として育たない

・デメリット②：集団意識が低い

それぞれ詳しく解説していきます。

メリット①：急な人手不足にも対応可能

人材募集など、通常の採用方法をおこなっていると、短期間で採用をした上で、即戦力として働いてもらうことは難しいです。しかし派遣会社に依頼する場合は、条件に合う登録者がいれば、すぐ派遣保育士として紹介してもらえ、即戦力として勤務を開始できます。

そのため、突然の産休や退職などで人手が足りなくなった場合にも、迅速に対応することが可能です。ただし、条件に合った登録者がいない場合は、すぐに派遣してもらうことはできません。

そのため、今は派遣の必要性がない場合でも、派遣会社とこまめに連絡を取り合い、条件に合う登録者がいるかなど、常に情報取集は怠らないようにしましょう。

メリット②：採用コストや工程を大幅にカットできる

保育士の採用で派遣会社に依頼する際のコストは、派遣保育士が業務を開始した後に、派遣料を支払うだけのため、面接など採用の際にかかるコストはありません。

また、人材紹介や求人サイトなどとは違い、広告費などのコストも削減できます。さらに、派遣会社から要望にあった保育士を派遣してもらえるため、採用活動をする必要もありません。

就職希望者の履歴書を確認し、面接の日程を決めて面接をした上で、採用を決めるといった一連の流れが必要ないため、保育士を雇用するまでの工数を大幅にカットできます。

デメリット①：自社の保育士として育たない

派遣会社から派遣された保育士は、基本的に上記で解説したように、雇用期間に定めがあります。紹介予定派遣などで直接雇用に切り替えない限り、最長でも3年で退職となるため、自社の保育士として育てるのは難しいです。

自社で長期労働してもらえるような保育士を雇用したい際は、初めから紹介予定派遣を利用するか、直接雇用に切り替えることを考慮しましょう。

デメリット②：集団意識が低い

派遣会社から派遣された保育士は、当然ながら自社で直接雇用しているわけではありません。さらに、雇用期間にも限界があるため、自社に対して集団意識が低くなりがちであるというのがデメリットです。

もちろん派遣された保育士が全員そうであるとは限りませんが、「勤務初日に必要な備品はきちんとそろえておく」「歓迎している気持ちがしっかり伝わるように心がける」など、細かい気遣いに配慮し、集団意識を高める努力を惜しまないようにしましょう。

保育士派遣会社の選び方

保育士を派遣会社に依頼するのであれば、派遣会社選びは重要です。どの派遣会社も同じように見えて、それぞれ特徴が違います。大事なのは、保育士派遣会社の特徴をしっかり理解し、自社に合った派遣会社を選ぶことで、希望に合った保育士を見つけやすくすることです。

そこでここからは、保育士派遣会社の選び方について解説していきます。

主な保育士派遣会社の選び方のポイントは以下の通りです。

・選び方①：自社の希望条件に合う保育士がいるか確かめる

・選び方②：大手派遣会社や求人の量を基準に選ぶ

・選び方③：気になる派遣会社の評判や口コミを見る

・選び方④：複数の派遣会社を比較する

・選び方⑤：派遣後のフォローやサポート内容も事前に確認する

・選び方⑥：優良派遣事業者に選定されているところを選ぶようにする

・選び方⑦：保育についての専門性があり業界のことを理解している会社を選ぶ

それぞれ詳しく解説していきます。

選び方①：自社の希望条件に合う保育士がいるか確かめる

保育士派遣会社の候補が決まったら、自社の希望条件に合った保育士がいるか確かめましょう。派遣会社の登録数が多くても、自社の希望条件に合った保育士がいなくては、意味がありません。

派遣会社の紹介担当者は、保育士の情報を教えてくれる方が大半なので、一度希望条件を元に相談してみるのをおすすめします。

選び方②：大手派遣会社や求人の量を基準に選ぶ

保育士派遣会社の中から大手派遣会社や、求人の量に着目して派遣会社を選ぶようにしましょう。大手派遣会社は、信頼性と安心感に加え、社員の教育が行き届いており、派遣された後も丁寧なフォローやサポートを受けられます。

また、求人の多い派遣会社は、大手派遣会社がほとんどです。さらに、求人数が豊富であればあるほど、自社にマッチした保育士が見つかりやすくなります。

このように派遣会社は、大手派遣会社や、求人の量を目安に、選ぶのがおすすめです。

選び方③気になる派遣会社の評判や口コミを見る

保育士の派遣会社を選ぶ際は、必ず事前に口コミをチェックしましょう。実際に派遣会社を利用した方達の、リアルな感想がわかるので、参考になる部分も多くあります。

しかし、もちろん中には根拠のない誹謗中傷の評判や口コミも含まれているため、どれが正しい情報か見極めが必要です。正しい情報であるか見極めるためには、同じ内容の評判や口コミがあるか確認しましょう。

もし、同様の口コミが複数あった場合は、情報の信憑性が高くなります。このように、派遣会社を選ぶ際は、必ず評判や口コミをチェックして、候補の派遣会社を事前に調べてみましょう。

選び方④複数の派遣会社を比較する

保育士の派遣会社を検討する際は、派遣会社を複数登録して、比較検討できるようにしましょう。派遣会社の登録数が多ければ多いほど、自社の希望条件に合った保育士を見つける可能性が高くなります。

また複数の派遣会社を利用することにより、多くの保育士を紹介してもらえたり、派遣担当者を比較できたりするため、あなたに合う派遣会社であるか判断材料になります。

このように、派遣会社は複数登録し、自社に合った派遣会社だけを利用するようにしましょう。

選び方⑤派遣後のフォローやサポート内容も事前に確認する

派遣された保育士は、派遣後のフォローやサポートなど、派遣会社から受けられるかどうかが重要です。そのため、こまめに連絡が取りやすく、派遣後のフォローやサポートなども、しっかりしている派遣会社を選ぶようにしましょう。

どこの派遣会社も、同じようにフォローやサポートをしているように見えますが、実は派遣会社によって、細かな内容に違いがあります。

ですので、派遣を依頼する前に、しっかりと詳細を確認するようにしましょう。

選び方⑥優良派遣事業者に選定されているところを選ぶようにする

優良派遣事業者とは、厚生労働省から委託された機関に、優良事業者と認められている派遣会社のことです。厳しい条件を満たした派遣会社であるため、派遣を依頼する際に、信頼する情報になりえるといえます。

優良派遣事業者に選ばれた派遣会社なら、派遣後の手厚いフォローや、サポートが受けられるため、安心して派遣依頼が可能です。

選び方⑦保育についての専門性があり業界のことを理解している会社を選ぶ

当たり前ですが、人材派遣会社にも、それぞれ強みや弱みがあります。

特に保育業界のような専門性の高い業界では、業界の常識はもちろん、派遣保育士の細かい情報まで熟知した上で、条件に合う保育士を派遣してもらうのが重要です。

また保育業界専門の派遣会社を選んだとしても、業界歴の浅い担当者に当たってしまうと、後々トラブルの原因になる可能性があるため、できる限り経験豊富な担当者に相談するのが理想といえます。

保育士の派遣社員にかかる費用・給与の相場

ここからは、保育士の派遣社員にかかる費用や給与の相場について、解説していきます。

派遣会社からの人材派遣は、法人と労働者は雇用契約を締結していないため、自社から派遣社員に対して給与の支払いをする必要はありません。かわりに、派遣会社へ派遣料を支払いますが、派遣料は時給で換算していることが多いため、料金は派遣会社によって異なります。

専門性が高い職種であるほど時給は高くなる傾向にありますが、保育士の場合の相場は、おおよそ1,700円から2,200円ほどです。派遣会社は、依頼者から支払われた派遣料の何割かを手数料として差し引き、残りを派遣された保育士に給与として支払います。

ちなみに派遣料から何割を差し引くかという割合は『マージン率』とよばれ、平均は30%ほどですが、これも職種によって異なります。派遣保育士の場合は、マージン率が33%と全職種の中で比較すると、平均より少し高いです。

職種によって少し違いはありますが、基本的にマージンは、7割が派遣社員、3割が派遣会社に入る仕組みになっています。さらに資格の有無や働く地域によっても、違いがあるので、保育士の派遣を考えている方は、事前にしっかり確認しておきましょう。

派遣会社によっては、登録派遣と紹介予定派遣で違いがあるので、合わせて確認しておくのが大切です。

このように保育士を派遣してもらう場合は、派遣会社に派遣料を支払わないといけないため、コストがかかってしまうところは、デメリットといえるかもしれません。

しかし、採用費用はカットできますし、経験者を採用すれば教育費も余りかからないという点は、メリットといえるでしょう。

【大手】保育士のおすすめ派遣会社

ここからは、保育士の派遣を行っている大手のおすすめ派遣会社について紹介していきます。それぞれのメリットや、魅力について順番に詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてください。

株式会社ネオキャリア

株式会社ネオキャリアが運営する「ヒトシア保育派遣（保育ひろば）」は、人材関連事業を中心に、さまざまなソリューションを提供し続けている保育士や幼稚園教諭の派遣サービスです。派遣保育士は全員が保育資格の保有者で、教育の手間が省けるのが魅力な上に、全国どこからでも派遣可能なため、スピーディーに対応してくれます。

このように全国各地の中から条件に合った派遣保育士を紹介してくれる上に、所属している派遣保育士の人数は、業界トップクラスなため、信頼できる大手派遣会社です。派遣の他にも、保育士に特化した紹介予定派遣や、人材紹介・転職サポートもおこなっているため、幅広い採用の支援が可能です。

また、専任のコンサルタントによるカウンセリングもおこなっているため、派遣保育士のメンタルケアについても、心配する必要がありません。

サポート体制が充実しており、派遣後の保育士カウンセリングから、就業や転職相談にいたるまで、専門のコンサルタントが徹底サポートしてくれます。

そのため、派遣保育士の満足度が、94.2%と非常に高い評価を得ているのも魅力です。保育士を派遣する際の料金の目安は以下の通りです。

・フルタイム勤務：1時間あたり2,200円～

・時短勤務：1時間あたり2,000円～

株式会社トライトキャリア

「保育士ワーカー」を運営する株式会社トライトキャリアは、人材紹介や派遣サービスなど、さまざまな事業を行っています。長年人材サービスを運営してきた経験を生かし、所属している保育士のスキルも充実している上に、スタッフへのフォローもしっかりしています。

スタッフへのヒアリングやフォローを手厚く行うことで、派遣後に「職場のイメージが事前に聞いているものと違った」といったミスマッチが軽減されます。

また、スタッフのフォローで得た情報は、派遣先が希望する人材の選定にも役立てられますので、スムーズな保育士派遣が期待できるでしょう。

初めて派遣会社を依頼する方や、たくさんの派遣保育士の中から自社にあった保育士を見つけたい方に、おすすめの派遣会社といえるでしょう。

株式会社アスカ

大手人材派遣アスカグループが、運営する日本最大級の保育求人数を誇る「保育情報どっとこむ」は、人材紹介や派遣サービスの中でも特に保育に力を入れています。

保育士派遣の業界では創業20年以上の老舗であり、派遣保育士の登録数はトップクラスです。幅広い条件の中から自社に合った保育士を探せるため、採用ミスマッチを未然に防いでくれます。

また派遣保育士が派遣先で業務のことで困っていたり悩んでいたりする際は、専任のアドバイザーに相談できるため、就業後のサポートも任せられるのが強みです。

アスカグループは、北海道から沖縄まで、全国18店舗に展開しているため、複数の保育所を運営している場合でも対応できます。

株式会社テンダーラビングケアサービス

株式会社テンダーラビングケアサービスが運営している「わたしの保育」は、福祉業界において20年以上の実績がある、保育士向け人材派遣会社です。関東地方と関西地方を中心に、求人情報の公開や人材派遣サービスなどを行っています。

首都圏を中心に、認可・認可外保育園、認定こども園など、幅広い保育園へ派遣している実績があります。研修制度も充実しており、登録している保育士のスキルが高いため、安心して派遣を依頼できるのが強みです。

さらに派遣後も、専任のコーディネーターが、派遣保育士が派遣先で抱える問題に対して親身になって相談に乗ってくれるなど、スタッフの就業面でのサポートを任せられるのも魅力です。

株式会社マイナビ

株式会社マイナビが運営しているマイナビ保育士は、保育士の人材紹介サービスを提供しており、主に首都圏を中心に、派遣をはじめとしたサービスを提供しています。

首都圏における保育士の派遣数は業界トップクラスを誇っており、院内保育や企業内保育のような小規模保育の派遣から、新規オープニングスタッフといった派遣まで、幅広い種類の案件を取り扱っているのも強みです。

キャリアアドバイザーは経験豊富なスタッフが多く、派遣保育士のサポートはもちろん、派遣先案内から面接対策まで、しっかりと手厚いサポートを行っています。派遣保育士の就業後のサポートも任せられるので、安心して派遣を依頼できるでしょう。

株式会社ネクストビート

株式会社ネクストビートが運営する保育士バンクは、業界トップクラスの派遣数を誇る、転職支援サービスも行っている派遣会社です。日本全国から派遣保育士を募集しているため、都市部以外の地方でも安心して派遣の依頼ができます。

地域別の保育士に関する情報も豊富で、自社に合った保育士の派遣をスムーズに依頼できるのが魅力です。コンサルタントのサポートも充実しており、レスポンスの早さ、アドバイスの的確さなど、口コミなどでとても高い評価を受けています。

株式会社ウェルクス

株式会社ウェルクスが運営する保育士求人ナビは、約50,000件もの保育士の求人情報を取り扱っている派遣会社サイトです。人気の院内保育や企業内保育から、こだわり条件による派遣など、さまざまな条件での人材派遣に対応しています。

また、専任コンサルタントから、自社に合った派遣保育士を紹介してもらえるため、条件交渉の際も安心です。

【業界特化型】保育士のおすすめ派遣会社

ここからは、保育士の業界に特化したおすすめの派遣会社について、紹介していきます。

それぞれのメリットや、魅力について順番に詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてください。

株式会社ニッソーネット

福祉特化の人材サービスを行っている株式会社ニッソーネットが運営する「ほいく畑」は、保育士や幼稚園教諭を専門に扱う求人サイトです。全国に4,000件以上の求人を取り扱っている実績があるため、信頼性が高いといえるでしょう。

また、長年の実績とネットワークで全国各地から派遣保育士を集めており、その中から、求めるスキルや経験などの条件に合う保育士を、専門コーディネーターに紹介してもらえます。

資格取得支援制度が充実しており、レベルの高い保育士の派遣を求めている場合にもおすすめです。人材育成の取り組みに力を入れているため、中長期的にレベルの高いスタッフを派遣してもらい、保育サービスのレベル向上を図ることも可能です。

株式会社ブレイブ

株式会社マイナビのグループ会社で人材派遣会社のブレイブが運営する「BRAVE保育士」は、保育に特化したサイトです。

人材業界大手のマイナビグループが運営していて登録者数が多いのが魅力です。また、登録している保育士は関東に集中しているため、関東で派遣保育士を探している場合にはおすすめです。

年間契約から急な人員不足による短期派遣まで、ニーズに合わせた派遣の相談が可能です。人材派遣サービスをはじめ、人材紹介サービスや紹介予定派遣サービスも提供していて、栄養士や看護師も派遣可能なところも魅力といえます。

セントスタッフ株式会社

セントスタッフ株式会社が運営する「せんとなび保育」は、保育に特化した派遣会社です。長年にわたり派遣先との信頼関係を築いてきた実績があります。

人材派遣サービスのほか、直接雇用の転職支援サービスや、紹介予定派遣サービスも行っており、ニーズに合わせた形態で保育士を派遣してもらえます。

派遣保育士をサポートするコンサルタントは全員有資格者です。職場での悩みやスキルアップなどについて経験者の目線から派遣保育士をサポートできるのが強みです。

派遣先から見ると、スタッフへのサポート体制が整っていることで安定して就業してもらえる可能性が高まります。

また、コンサルタントが派遣保育士のことをよく把握していることにより、自社のニーズとのマッチングもスムーズに行われ、安心して派遣を依頼できるでしょう。

株式会社 アスカ

株式会社アスカが運営する「保育求人ガイド」は、毎月平均3,000件の応募数という実績を持つ派遣会社です。全国各地への派遣に対応しています。

顔と顔を合わせてのコミュニケーションを重視していて、そのために全国に支店を開設しています。自社への派遣を検討する際にも、顔を付き合わせての相談が可能なため、安心して依頼の検討ができるでしょう。

株式会社ミラクス

「ミラクス保育」は、人材サービスや子育て支援などを行う株式会社ミラクスが、保育士に特化して運営している派遣会社です。非公開の求人もあわせると、業界最大級の求人数を保有しているため、希望の保育士を探せます。

また人材サービスを運営していたノウハウもあり、経験豊富なアドバイザーが、派遣保育士の転職活動から就業後まで全力でサポートしているのも特徴です。

コンサルタントは元保育士という方が多く、保育士の経験者として派遣保育士の紹介から派遣前後の教育にいたるまでサポートしているため、とても安心感があります。

株式会社ウィルオブ・ワーク

「ほいぷら」は、ウィルグループのグループ会社の株式会社ウィルオブ・ワークが運営する保育に特化した派遣サイトです。地域密着型で地元の事情に沿った案件を数多く経験しているため、地域特有のニーズに対してきめ細やかな対応が期待できます。

派遣保育士の派遣後のフォローもしっかり行ってくれるため、安心して派遣を依頼できます。また、専任のコンサルタントが派遣保育士のカウンセリングを行ってくれるため、就業後のスタッフへのフォローを任せられるのも大きな特徴です。

株式会社ウェルクス

株式会社ウェルクスが運営している「保育のお仕事」は、保育や介護に特化した転職支援や、求人広告・メディア運営などを行う派遣会社サイトです。全国各地の保育士が所属していますが、主に首都圏に人数が集中しているため、東京・神奈川・埼玉・千葉で派遣保育士を探している場合におすすめといえます。

派遣を依頼すると、即日、登録保育士への求人紹介が行われるなど、募集から派遣までの対応をスピーディーに実施しています。

また、求人広告をサイト上で無料掲載するサービスを取り入れているため、自社の求人に興味を持つ登録者を増やすことも可能です。

ベルサンテスタッフ株式会社

ベルサンテスタッフ株式会社が運営している「ほいくコレクション」は、関西圏を中心としている、保育士に特化した派遣会社です。関西圏の中でも大阪の求人は特に豊富で、地域密着型なため、関西を拠点にしている場合にはおすすめです。

また、保育士の派遣から就職まで、担当のコンシェルジュが責任を持ってサポートしていて、派遣保育士の満足度がとても高いのも特徴です。

気になる職場の平均年齢や、職場の雰囲気なども、コンシェルジュが事前に説明してくれるため、派遣先の理解度が深まった状態で派遣保育士を迎え入れることが可能です。これにより、派遣後のミスマッチを防ぎ、安定した派遣依頼を進めることができます。

保育士の派遣会社一覧

ここからは、上記で紹介できなかった派遣会社について、簡単に紹介していきます。

それぞれの特徴について、簡単に表にまとめましたので、今回厳選した派遣会社と見比べてみてください。

保育士の派遣会社を選ぶときチェックするポイント

自分がどんな条件の保育士を派遣してもらいたいかは、すぐに思いつくことですが、実際にどの派遣会社を選べばいいのかは、わからない方も多いでしょう。

そこでここからは、派遣会社を選ぶときにチェックしておきたいポイントについて解説していきます。

今回解説するポイントは以下の3点です。

ポイント1：派遣保育士へのフォローやサポート体制の有無

ポイント2：業界での実績の内容

ポイント3：派遣会社が取り扱っている求人数の多さ

それぞれ詳しく解説していきます。保育士を派遣してもらう際に何を重視するのか、自社に合うポイントについて、注目して参考にしてみてください。

ポイント1：派遣保育士へのフォローやサポート体制の有無

派遣保育士として長く働いてもらうためには、「派遣会社がフォローやサポートをしてくれるかどうか？」なども、派遣会社を選ぶ際の大切なポイントです。

保育士に就業先を紹介しただけで終わってしまう派遣会社の場合、保育士が働いている間に悩みや問題が発生した際に、どこにも相談できずに仕事を続けるのが難しくなり、優秀な人材を失ってしまいます。

派遣会社によって、派遣保育士に対してどういったフォローやサポート体制が整っているのか、派遣してもらう前に必ず確認するのをおすすめします。

他にも、託児所があったり社員が使える優待などを受けられたりするサービスを行っている派遣会社もあります。派遣される保育士のモチベーション維持ができる環境かどうかという確認や目安にできるでしょう。

ポイント2：業界での実績の内容

派遣会社の中でも、保育業界で実績がある会社を選ぶのが重要です。

実績がある派遣会社だと、派遣保育士とのつながりも強い所が多いため、派遣に関する交渉などがしやすくなり、自社に合った保育士を派遣してもらいやすくなります。

また、「優良派遣事業者」や「派遣事業許可番号」といった目に見える証明がある会社を選ぶのも良いポイントです。当然ですが、この証明は国が認可しないと提示できないため、国に認められているという安心感を得られます。

ポイント3：派遣会社が取り扱っている求人数の多さ

派遣会社が取り扱っている求人数が多いと、それだけ希望に合う保育士に出会える可能性が高まり、派遣の選択肢も増えます。

しかし、求人数が多いだけで、派遣保育士が通勤できる範囲にいないと意味がないため、自社に通勤できる保育士がいるかどうかの確認が重要です。

もちろん派遣会社は、複数の会社を比較できるため、いくつか自社が希望するエリアに対応している派遣会社について、所属している保育士をチェックしておきましょう。

「自社の希望に対応しているのか？」「どのような保育士が多いのか？」をしっかりと確認し、その上で求人数が多い派遣会社を選ぶようにするのがポイントです。

自社に合った保育士の派遣会社を選びましょう

派遣会社から保育士を派遣してもらう場合、他の派遣している職種と同じように、主に登録派遣と紹介予定派遣の2種類にわかれます。派遣保育士は、派遣会社からフォローやサポートを受けながら働けるため、モチベーション維持やメンタルケアなど、派遣会社に任せられるという大きな特徴です。

また派遣会社から保育士を派遣してもらうメリットは、急な人材不足にも対応でき、かつ働き始めるまでがスピーディーであることや、採用コストや工数を大幅にカットできます。

さらに派遣会社からのフォローやサポートは、派遣後も継続している会社が多いため、保育士のメンタル面を担当のアドバイザーなどに任せられるという安心感も、派遣ならではの大きなメリットです。

一方で、派遣保育士は集団意識が低く、自社の保育士として育たないというのがデメリットといえます。しかし保育士の派遣は、正社員雇用などに比べ、採用の自由度が高いなど、人材が足りない所を埋め合わせる形での派遣も可能です。

このように派遣会社を利用する場面や、時期を見極めれば、人手不足解消の解決策となるため、うまく活用しましょう。

今回は保育士の派遣を依頼したいと考えている方に向けて、おすすめの保育士派遣会社15社を厳選してご紹介しました。

保育士が足りず、派遣保育士を検討している方は、今回ご紹介した内容を参考に派遣会社を探してみてはいかがでしょうか。

派遣会社ごとにフォローやサポート・所属保育士数などが変わってくるので、自社が何にポイントを置いて人材を欲しているかよく考え、派遣会社と一緒に希望の保育士を探してみましょう。